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和歌山の食文化

橋本市(清水)

【小麦もち】
半夏生(はんげしょう)に小麦もちや巻きずしをつくった。小麦もちは、小麦(粉にひく前のもの)ともち米を一緒に蒸してもちにしたもの。きな粉をまぶして食べた。

【いんのこもち】
亥の子の日は、ちょうど里いもができる時期なので、いんのこもちを食べた。里いもをもち米と一緒に蒸し、つぶして餅にして、あんころ餅にした。

今は柿の葉ずしとサンマずし。昔はあゆずし、あゆごはん(焼いたあゆを載せて炊く)を作った。

【あゆずし】
あゆずしには葉は使用しなかった。甘露煮のあゆを使っていた。

【柿の葉ずし】
柿の葉ずしには、色づいた渋柿の葉を使う。平たねの柿の葉も使えないことはないが折れやすい。今は収穫した後、冷蔵庫で保存している。
酢、砂糖、塩、昆布ですし米を炊く。炊きあがったあと、うちわで扇ぐとつやがよくなる。
具材をのせて、葉でくるんで「押し箱」(一升用、五合用他がある)で押しずしにする。

【あゆごはん】
焼いたあゆを載せてご飯をたく。

【茶がゆ】
茶袋(ちゃんぶくろ)に番茶やほうじ茶の粉茶を入れて炊く。 米から、あるいはご飯を入れて炊く。

【いも茶がゆ】
本来は米から炊くのだが、残ったご飯から作る。

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