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和歌山の食文化

日高川町(船津)

【なれ寿司】
塩サバで、早なれずしを作る。重しをして、一週間ぐらいで食べられる。
ハランや芦の葉で巻き、シュロを細く裂いて紐にしてそれで結ぶ。

【鮎飯(あゆめし)】
鮎の解禁時、鮎は軽くあぶり、しょうゆ味で、炊き込みご飯にする。

【甘酒(どぶろく)】
秋祭りに各家庭でつくる。御飯を柔らかく炊き、36~7度に冷まし、麹をいれて、ジャーを保温にして入れておく。1日一回かき混ぜて様子を見る。5日くらいでちょうどおいしくなる(竈のある時代は、煙突の傍の温かいところに甕に入れて発酵させていた)。


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