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和歌山の食文化

上富田町(市ノ瀬)

【さいらの鉄砲(秋刀魚の姿ずし)】
祭り、正月、祝い事、不祝儀、等、色々な会に作る。

【混ぜ込み寿司】
特に、春の山菜の採れ時は、蕗、ゴンパチ、わらび、ぜんまい、タケノコ、豆、里芋などと具材が豊富だった。また、混ぜ込み寿司は、葬儀の時のまかない食としても、必ず作った。他のおかずがいらないから。最近まで、嫁入り道具として、桐のはんぎりを持たせた。

その他、高菜をたくさんつけていて、目張り寿司、まきずしの海苔代わりに使った。
乾燥湯葉を水でもどし、赤、黄、緑の巻きずしもよく作った。

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