「序曲《徳川頼貞》吹奏楽版」楽譜の完成・公開

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南葵音楽文庫ゆかりの管弦楽曲「序曲《徳川頼貞》」の吹奏楽版が完成しました。 今後は、本楽曲の周知を通じて、南葵音楽文庫の普及と紀州徳川家の顕彰を図って参ります。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記 【事業概要】 ・『序曲《徳川頼貞》』の吹奏楽編曲を、読売日本交響楽団が推薦するプロの編曲家に依頼 ・ 県吹奏楽連盟を通じてスコア・パート譜セットを県内吹奏楽部・吹奏楽団（約９０団体）に配布 ・ 楽譜データを和歌山県ホームページで公開。事業の趣旨から、楽譜の複製利用や演奏団体の編成に応じた自由なアレンジを許諾 ・ 2019年度秋、生演奏音源を制作し、インターネット等で公開する予定 <参考> ○序曲《徳川頼貞》 南葵音楽文庫を創設した紀州徳川家第16代当主徳川頼貞(1892-1954)の英国留学時代の師・E.ネイラー(1867-1934)が、頼貞のために作曲した管弦楽曲。2017年12月６日に県民文化会館大ホールで開催し大好評を得た「南葵音楽文庫寄託記念事業−読売日本交響楽団和歌山特別公演」で、約１世紀ぶりに演奏された。 ○編曲者　大橋 晃一 氏】 東京藝術大学附属音楽高校、東京藝術大学音楽学部器楽科ホルン専攻卒業。高校在学中より作曲を学ぶ。 ホルン奏者として（公財）神奈川フィルハーモニー管弦楽団に1987〜2015年在籍。現在、作・編曲家、指揮者、神奈川フィルミュージックアドバイザー。東京藝術大学非常勤講師（管打合奏指揮、オーケストラ・スタディ指導）。 これまでに、神奈川フィル、東京フィル、読売日本交響楽団、群馬交響楽団、東京佼成ウィンドオーケストラ等に２００曲以上の編曲作品を提供。ホール主催事業において合唱、邦楽とオケの合同企画やポップスオケの編曲を担当。神奈川県、キリン、いすゞなど行政や企業からの依頼で作曲を行う。 吹奏楽編曲作品は、吹奏楽コンクール全国大会において金賞を受賞。 ○著作権等 E.ネイラーが作曲した「序曲《徳川頼貞》」原曲の著作権保護期間は消滅しており（パブリックドメイン）、作品演奏に使用料は発生しない。