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公開日 6月6日
嘔吐・下痢症を呈した感染症の集団発生について
連絡先 福祉保健部 健康局 健康推進課
担当者 並川・花光
電話 073-441-2643
FAX --
E-mail
1 施設の住所等
   住 所  上富田町朝来2750
   施設名   上富田町立朝来小学校

2 経過及び症状
     6月4日に、上富田町教育委員会から、朝来小学校で複数の児童が嘔吐や下痢等を呈していると、田辺保健所に連絡がありまし

た。同保健所で調査したところ、5月29日から6月5日までに児童63名が症状を訴えていることが判明しました。
     県環境衛生研究センターで児童の便を検査したところ、3名中3名からロタウイルスが検出されました。同保健所はロタウイル

スによる感染症と判断し、二次感染予防対策を当該施設に対して指導しています。
   なお、6月5日の有症者は16名です。                                      
  │月/日      │5/29│30│31│6/1│2 │3 │4 │5 │合 計│            
  │新規発症者数│3   │1 │2 │4  │11│26│13│3 │63名│            

3 感染予防について
      ○トイレ、手すり、ドアノブ、床等の消毒の実施。
      ○手洗いの励行、吐物や排泄物の適切な処理、患者等の健康管理など感染予防及び感染拡大防止の徹底を指導。

 〈参 考〉
     感染性胃腸炎は、1年を通して発生は見られますが、冬季から春先にかけて流行する感染症です。なお、通常流行の前半にはノ

ロウイルス、後半にはロタウイルスが主に検出されます。
     ロタウイルスの感染経路はほとんどが経口感染で、感染者の糞便・吐物及びこれらに直接または間接的に汚染された物品や食品

類が主な感染源となります。
     主症状は発熱、嘔吐、白色の水様便を特徴とする下痢であり、通常、3〜7日で回復します。他のウイルス性胃腸炎と比べると

重度の脱水症状を呈し、入院治療を必要とすることがあります。
     感染予防には、石けんを十分に泡立て、ていねいに手指を流水で洗浄します。石けん自体には直接ウイルスを失活化する効果は

ありませんが、ウイルスを手指から剥がれやすくします。ウイルスを失活化するには、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒や加熱(85〜

90℃、90秒以上)が有効です。
 〈その他〉
   嘔吐、下痢や発熱等を伴う腹部症状があるときは、早めに医療機関を受診するよう、  報道各社から県民のみなさんへ情報提

供をお願いいたします。
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