| 和歌山県立医科大学記者発表 パーキンソン病の精神症状を引き起こす脳内ネットワーク異常を解明 |
この度、和歌山県立医科大学からの記者発表を以下のとおり実施いたしますので、報道関係の皆様方のご参加賜りますようお願い申し上げます。
日時及び場所
日時：令和２年１０月６日（火）１０：００〜（約２０分＋質疑）
場所：和歌山県立医科大学 生涯研修センター研修室（図書館棟 ３階）
発表者
和歌山県立医科大学医学部脳神経内科学講座 助教 �眇深�
和歌山県立医科大学医学部生理学第１講座 教授 金桶吉起
和歌山県立医科大学医学部脳神経内科学講座 教授 伊東秀文
発表の概要
パーキンソン病は、手のふるえや動作・歩行困難などの運動障害が緩徐に進行する疾患で、１０万人あたり１５０人程度が発症すると言われています。上記症状は脳内のドーパミンが減少することによって引き起こされますが、近年、運動症状以外に様々な精神症状が出現することが問題視されるようになってきました。その中で、衝動制御障害は、病的賭博、性欲亢進、過食、買い物依存などの異常行動を来す状態で、患者・家族に多大な不利益をもたらす問題症状です。パーキンソン病治療におけるドーパミン補充療法がその引き金になることが言われていますが、その詳細なメカニズムは不明でした。
今回我々は、安静時機能的MRIという最新の方法を用いて、衝動性の高いパーキンソン病患者さんの脳内ネットワークがどのように変化しているのかを解明し、病態に基づいた将来の治療法開発の一助となることを示したので発表いたします。
その他
参加者の駐車スペースについては、管理棟前の来客用駐車場を開放しますので、ご利用ください。事前のご照会等につきましては、担当者までお問い合わせください。
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