和歌山県における豚熱感染野生いのししの確認について |
10月24日に紀の川市内において捕獲された野生いのしし2頭について、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門での検査の結果、10月30日、豚熱陽性と確定されました。
本県において豚熱に感染した野生いのししが確認されたのは初めてとなります。
なお、本県では令和2年6月より飼養豚に対するワクチン接種を実施しているため、県内農場の豚の移動や出荷が制限されることはありません。
1. 検査結果
別紙のとおり
2. 今後の対応
〇捕獲場所の消毒
〇半径10km以内の豚等飼養農場への立入検査及び28日間の死亡状況報告
〇半径10km以内の野生いのししの追加調査及びいのしし肉の流通自粛
○県猟友会への情報提供及び注意喚起
○県内豚等飼養者(31戸)への周知及び飼養衛生管理の徹底を改めて指導
※飼養者内訳(令和2年9月30日時点)
豚等25戸(2,385頭)、ミニブタ5戸(10頭)、その他1戸(33頭)
計 31戸(2,428頭)
○豚熱は、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。また、養豚場で豚熱の発生が確認された場合、殺処分を行うため、感染豚の肉が市場に出回ることはありません。
○現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害するおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。
○今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。 |
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