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公開日 12月21日
和歌山県立医科大学記者発表 癌の病態に関わる新たな分子機構を発見
| 連絡先 | 福祉保健部 健康局 医務課 |
|---|---|
| 担当者 | 宮本 |
| 電話 | 073-441-2083 |
| FAX | -- |
この度、和歌山県立医科大学からの記者発表を以下のとおり実施いたしますので、報道関係の皆様方のご参加賜りますようお願い申し上げます。
日時及び場所
日時：令和２年１２月２３日（水）１１：００〜（約２０分＋質疑）
場所：和歌山県立医科大学 特別会議室（管理棟 ２階）
発表者
和歌山県立医科大学医学部 産科・婦人科学講座 博士研究員 岩橋尚幸
生化学講座 助 教 池��みどり
生化学講座 講 師 西辻和親
発表の概要
卵巣癌をはじめ、多くのがんでその異常が認められる代表的ながん抑制タンパク質のp53ですが、近年、神経変性疾患で見られるようなアミロイド凝集体を形成（p53アミロイド）することが分かってきました。本研究では、ヘパラン硫酸糖鎖（長鎖の通常枝分れがみられない多糖の一つ）に着目し、癌細胞がヘパラン硫酸糖鎖によってp53アミロイドを分泌すること、分泌されたp53アミロイドは他の細胞の機能に影響を及ぼすことが分かりました。これにより、有用な治療標的遺伝子が見つかっていないp53変異型卵巣癌などにおいて、ヘパラン硫酸糖鎖やその硫酸基修飾を標的にした、新たな治療法の開発が期待されます。
その他
参加者の駐車スペースについては、管理棟前の来客用駐車場を開放しますので、ご利用ください。事前のご照会等につきましては、担当者までお問い合わせください。
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