日本におけるガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況を把握し、野生生物行政に必要な資料とするため、昭和44年度から毎年この時期に全国一斉調査を行っており、今回は53回目の調査となります。
●調査日時等
・主な調査日: 令和4年1月16日（日）
・調査員: 83名（日本野鳥の会和歌山県支部、県鳥獣保護管理員等）
・調査箇所: 245か所（県内の河川、池、沼、ダム、海岸等の渡来地）
・「県内の主要河川において確認された個体数」、「確認された種数及び羽数」及び「確認されたカモ類の内訳」は別紙のとおり
●調査結果概要
・カモ類の個体数は、例年よりも少し多かった。
・飛来地別に見ると、有田川、熊野川などでは昨年よりも増加した。紀の川、日置川などでは、昨年よりも減少した。
・県内での目撃が少ない種としては、ミコアイサが貴志川平池で9羽、確認された。
・環境省レッドリスト選定種は、トモエガモ（絶滅危惧�粁燹砲肇張�シガモ（絶滅危惧�粁燹砲�確認された。トモエガモは海南市重根で4羽、日置川河口で1羽、ツクシガモは田辺市滝内で1羽確認された。
・コガモは、9年前より個体数が少ない状態が続いている。 |
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