和歌山県立医科大学記者発表 アトピー性皮膚炎の新規抗体療法の開発 ―皮膚炎症と痒みの同時制御に成功― |
この度、和歌山県立医科大学からの記者発表を以下のとおり実施いたしますので、報道関係の皆様
方のご参加賜りますようお願い申し上げます。
日時及び場所
日時:令和6年1月5日(金) 13:30〜(約20分+質疑)
場所:和歌山県立医科大学 生涯研修センター研修室(図書館棟3階)
Web上(ZOOM)オンラインでも開催
発表者
本学医学部 解剖学第二講座 教 授 森川吉博(もりかわ よしひろ)
准教授 小森忠祐(こもり ただすけ)
発表の概要
アトピー性皮膚炎は増悪と緩解(かんかい)を繰り返す掻痒(そうよう)を伴う湿疹病変で、
激烈な掻痒のために睡眠が妨げられるなど生活の質を著しく損なうのみならず、顔面や頸部
に好発する湿疹は社会生活に支障をきたすことも少なくない。激しい痒みに反応して掻く行
動は皮膚炎症を悪化させ、それがさらなる痒みと掻きたくなる衝動を誘発するため、このサ
イクルの遮断が治療のためには最も重要である。今回、アトピー性皮膚炎のモデルマウスを
用いて、その症状の発症・増悪に関連する2つのサイトカインに共通の受容体サブユニット
に対する抗体を投与することで、皮膚の炎症と掻痒を同時に制御し、アトピー性皮膚炎の症
状を著明に改善する治療法を開発した。
【本学に来られる場合】
申し込みは不要です。
【オンラインで参加の場合】
事前にメールにて「件名:1/5オンライン記者発表 参加申込」「本文:報道機関名、氏名」
を記載のうえ、以下のメールアドレスまで送信ください(発表5分前まで受付)。
参加に必要なURLを返信いたします。
メールアドレス: kouhou@wakayama-med.ac.jp
その他
本学へお車で来られる方は管理棟前の来客用駐車場を開放しますので、空いている駐車スペ
ースをご利用ください。事前のご照会等につきましては、担当者までお問い合わせください。 |
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