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１ 病名
腸管出血性大腸菌感染症（Ｏ１５７）
２ 患者の住所等
住 所 橋本市
性別等 女性／２０歳代
３ 発病診断等
発病年月日：令和６年８月１５日
初診年月日：令和６年８月１８日
診断年月日：令和６年８月２２日
診断方法：便から腸管出血性大腸菌（０１５７）を検出、ベロ毒素（ＶＴ１,ＶＴ２）
４ 症状等
腹痛・下痢
現在、患者は快方に向かっています。
５ 対応
橋本保健所は、患者等に対して十分な手洗い等、二次感染予防の指導を行いました。
感染源については、現在調査中です。
６ その他
１）令和６年１月から現在までの県内の腸管出血性大腸菌感染症発生状況
│ │患者数 │無症状保菌者│ 計 │
│ 腸管出血性大腸菌Ｏ９１ │ ０ │ １ │ １ │
│ 腸管出血性大腸菌Ｏ１０３│ ３ │ １ │ ４ │
｜ 腸管出血性大腸菌Ｏ１４６│ ０ │ ３ │ ３ │
｜ 腸管出血性大腸菌Ｏ１５７│ ８ │ ２ │１０ │
｜ 腸管出血性大腸菌Ｏ不明 │ ０ │ １ │ １ │
※令和６年８月２７日の資料提供２例を含む
〈参考〉令和５年一年間での県内の腸管出血性大腸菌感染症発生状況
│ │患者数│無症状保菌者│ 計 │
│ 腸管出血性大腸菌Ｏ１５７│１３ │ １ │ １４ │
│ 腸管出血性大腸菌Ｏ１１１│ ２ │ ０ │ ２ │
│ 腸管出血性大腸菌Ｏ１４５│ ２ │ １ │ ３ │
│ 腸管出血性大腸菌Ｏ１０３│ １ │ ０ │ １ │
│ 腸管出血性大腸菌Ｏ不明 │ ０ │ １ │ １ │
２）感染予防
腸管出血性大腸菌感染症は、年間を通じて発生するため注意が必要です。
感染予防のポイントは、
�…翰�や食事の前には十分に手を洗いましょう。
また、外出から帰った時やトイレから出た時には、薬用石鹸等を用いて
十分に手を洗うことが大切です。
�∪呼�は、中まで十分に加熱（中心部を７５℃で１分間以上）してください。
�Ｄ翰�器具は食品ごとにこまめに流水で洗い、熱湯をかけておきましょう。
生肉を扱った調理器具で他の食材を扱うと感染の原因となることがあります。
�ぞ篤�等の時は、生肉を取る箸と食べる時に使う箸を別々にしましょう。
３）下痢や発熱を伴う腹部症状があるときは、早めに医療機関を受診するよう、
報道各社から県民の皆様へ情報提供をお願いします。
★プライバシーの保護については、十分な御配慮をお願いします。 |
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