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公開日 12月2日
県内市町村等に係る令和5年度決算の概況について
連絡先 | 総務部 総務管理局 市町村課 |
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担当者 | 原、神田、野田、大野 |
電話 | 073-441-2196 |
FAX | -- |
県内市町村等に係る令和5年度決算の概況を別添資料のとおり取りまとめましたので
公表します。
なお、概要については、別紙のとおりです。
【公表内容】
■ 健全化判断比率等
■ 普通会計
■ 公営企業会計
■ 土地開発公社
■ 第三セクター
※和歌山県ホームページでも閲覧いただけます。
【URL】https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010600/03_zaisei/index.html
(別紙)
1 健全化判断比率等 【P1〜P3】
○ 健全化判断比率は、県内全市町村において早期健全化基準未満となりました。
○ 資金不足比率は、県内市町村等が経営する全ての公営企業会計において経営健全化基準未満となりましたが、1会計において資金不足額が発生しました。
※令和6年9月30日付けで公表した暫定値から異動はありません。
2 普通会計 【P4〜P9】
○ 決算規模は、歳入・歳出ともに増加しました。実質収支は全団体において黒字となりました。
○ 歳入は、国庫支出金等が減少したものの、繰入金、地方債、寄付金等の増加により全体として増加しました。
○ 歳出は、人件費、物件費、繰出金等が減少したものの、普通建設事業費、扶助費、災害復旧事業費等の増加により全体として増加しました。
○ 経常収支比率 は、子ども医療費の負担による扶助費の増加等により、前年度を0.6ポイント上回る95.1%となりました。
3 公営企業会計 【P10〜P14】
○ 事業数は127事業で、前年度から簡易水道事業が1事業減少しています。
○ 経営状況(総収支)は、全127事業中102事業が黒字となり、病院事業における赤字額の増加が影響したものの、全体として黒字となりました。
○ 企業債の現在高は、前年度に比べ2.5%減少しました。
○ 他会計からの繰入金については前年度比4.5%増加となりました。事業別では、下水道事業、病院事業、水道事業(簡易水道含む)において繰入金が多額となっています。
4 土地開発公社 【P15】
○ 債務保証 を受けている法人は前年度から引き続き1法人です。
○ 債務超過となった法人はありませんでした。
5 第三セクター 【P16】
○ 損失補償3を受けている法人は前年度から引き続き1法人です。
○ 債務超過となった法人はありませんでした。
〈総括〉
・ 健全化判断比率等において、公営企業会計で資金不足の発生している団体があるものの、県内市町村等の財政状況は概ね健全と言えます。
・ しかしながら、今後も、南海トラフ地震に備えた防災・減災対策、少子高齢化に伴い増加する社会保障関係経費、人口減少に伴う歳入の減少などが見込まれることから、引き続き効率的な財政運営が求められます。
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