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公開日 1月20日

【県立紀伊風土記の丘】令和6年度冬期企画展「たがやす」の開催について

連絡先 教育委員会  教育庁文化遺産課
担当者 【県立紀伊風土記の丘】蘇理
電話 073-471-6123
FAX --
E-mail

 県立紀伊風土記の丘では、下記のとおり令和6年度冬期企画展を開催しますのでお知らせします。

1 名 称  令和6年度冬期企画展 「たがやす」

2 会 期  令和7年1月18日(土)〜令和7年2月24日(月・振替休日)

3 場 所  和歌山県立紀伊風土記の丘資料館 企画展示室 (和歌山市岩橋1411)

4 内 容
    紀の川が流れる和歌山平野では、江戸時代以降、畿内の商業経済の発達を背景にして、
   農地で栽培する作物から得る収益を高めるため、夏場の水田稲作とともに、
   裏作として冬場には田んぼを畠に替えて、麦や菜種などを栽培する「二毛作」が盛んに行われました。
    農業が機械化する昭和40年代まで、田んぼや畠の耕作には牛が大活躍するため、農家では牛を飼い、
   大事に育てました。田植えの前には、犁(カラスキ)などのたがやす道具を使って田んぼの土を掘り起こし、
   馬鍬(カイガ)を使って土のかたまりを細かく砕き、稲の苗を植えるために水田をならしました。
    稲刈りが済み、畠作りの季節になると、田んぼを再び耕し、土を砕いて畠の畝を立て、畝土に筋を付けて種を蒔いたり、
   苗を植え付けたりしました。また、麦畠では冬場に中耕や除草も必要となるため、さまざまな器具を牛に曳かせて、
   効率よく畠を管理しました。また明治時代以降には、農作業の効率化を目的として近代化した農耕具が
   全国的に普及していくだけでなく、当地域にあった新しいかたちの農耕具も生み出されます。
    本展示では、紀の川流域で行われた昔の二毛作の様子を、耕す道具を通して振り返り、
   牛とともにあった農家の仕事や農業の工夫について紹介します。

5 開館時間・休館日
   開館時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
   休 館 日:毎週月曜日  
   (月曜日が祝日または休日の場合は次の平日)

6 入館料 
   一 般 190円(20名以上団体割引150円)
   大学生 90円(20名以上団体割引 70円)
   ※高校生以下、65歳以上、障害者手帳等をお持ちの方および県内在住の留学生は無料(証明書の提示が必要)

7 関連行事
   冬期企画展展示講座 令和7年2月9日(日)13:30〜15:30
   写真データをご希望の方は、kofun@kiifudoki.wakayama-c.ed.jpあてご連絡ください。

>>関連ホームページ
県立紀伊風土記の丘 https://www.kiifudoki.wakayama-c.ed.jp/

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