自宅でできる介護の方法 介護サービスの実際 介護保険について



自宅でできる介護の方法 ・感染予防(手洗い方法)
・食事 
・入浴 
・服の着脱 
・移動 
・住宅改修の工夫 
・福祉用具の活用



入浴
●浴槽・浴場の工 夫

・個人の状態に応じて、てすり等をつける
・滑ったり転んだりしないように滑り止めをつける
・脱衣場から浴室への段差をなくす



●入浴の心得

・入浴時間は短時間で
・食前・食後1時間はさける
・入浴後に水を補うこと

手すり、すべり止めなどをつける 厚めのフロぶた 手すり 安定した腰かけ すべり止めマット




入 浴の温度
・脱衣場と浴室は暖かくしておく(22〜26度)
・浴室は24度くらい
・お湯の温度は40度前後
・高血圧・心臓病の人は37〜38度ぐらい
・心臓病の人は胸の上部と肩を湯につけない工夫を

※一般に湯の量は浴槽の7分目ぐらいが
身体に良いとされている






●身体のふきかた

入浴できなくても、熱いタオルでふいてあげましょう。



効果
・汚れを取る
・マッサージ効果
・血行をよくし、床ずれを防止し、便通を整える
・全身を観察できる→異常を発見できる
・お互いコミュニケーションがとれる



注意すること
・日中の暖かいときにする(10時〜14時頃)
・体の状態に合わせ、無理をしない
・食後すぐや、食前はやめておく
・排泄をすませておく
・短時間ですませる
・最後は、乾いたタオルで、十分にふく
・清拭時、露出する部分は最小にし、バスタオルなどでおおうこと


準備するもの
お湯、洗面器、タオル、バスタオル、ゴム手袋、清拭剤、ビニール風呂敷など


熱いむしタオルの作り方
絞る
電子レンジに入れる
袋にお湯を注ぐ
ゴム手袋をはめて
ぬらしたタオルを
ビニール袋に入れて

タオルを厚手の
ビニール袋に入れて


おしぼりタオルの巻き方
親指以外の4本の指にタオルを巻き手前に二つ折りにする







●清拭の順序とふき方
1.顔
髪のはえぎわ・耳・あごの下首なども、ていねいに

2.腕
手首から肩にむけて、肘・脇の下もていねいに。
指の間も拭いてあげましょう




3.胸
円を描くように。
女性の方は特に乳房の下は、念入りに


4.腹
「の」の字を描くように。
マッサージすることで便通がよくなる



5.背中
横むき(側臥位)にして、マッサージもかね拭いてあげましょう。
※赤くなっている部分は強くこすらない

6.足
足首を持って足首から股にかけて拭く。
指の間、甲、ひざの裏などていねいに。






●洗髪の方法

週1回は洗髪を!!イライラやかゆみがなくなり気分さわやか



・ベッドのとき:頭をベッドの端に寄せる


・布団のとき:頭を少し高くする
(布団の頭側を折り込む)
やかん タオル ビニール風呂敷 洗髪パット タオル シャンプー リンス ドライヤー
タライ タオル 座ぶとん クッション

洗髪の心得
・洗う前によくとかす
・顔にガーゼをかけ、耳栓などもよい
・お湯の温度は38度〜40度ぐらいに調節する
・爪をたてて、洗わないようにする
・手ぎわよく、短時間で済ませる
・水気をよく拭き取り、ドライヤーでよく乾かす
※身体の調子をみて・・・本人に納得してもらい行動に移ろう!!





洗髪パットの作り方

1.バスタオルを
ななめに折る 

2.巻いていく    







4.古いストッキング
をかぶせる 

5.ナイロン袋に
入れる

6.せんたくばさみで
とめる







直接、お湯を使わず整髪する方法

・蒸しタオルを使って、熱めのお湯でしぼる。
蒸した後は、再度熱いお湯で拭き乾かす
むしタオルを巻きビニールのキャップをかぶせる






・ブラッシング
ドライシャンプーを同時に使うと、よりさわやかになる!!
ブラシにガーゼを巻く



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